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February 16, 2013

SESSION #203 「名古屋の街をSLが走った」

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名古屋の街中でSLを走らす。

名古屋市長の思いつきのような計画が発表されたときは、「実現は無理だろう」とほとんどの人が思ったはず。 が、しかし、本当に名古屋の市街地を走らせてしまうとは。

実際に走らせるための4000万円という予算は決して安い金額ではないし、走らせたことの意義がその金額に見合うかどうかの是非はあるが、とりあえず、鉄道好者としてはこんな祭に参加しないわけにはいくまい。

本走行となった今週の土日に先がけて行われた平日の試運転を見に行き、そして今日は本走行の列車に乗って、短い距離ながらもSLに乗って名古屋の街中を走るという貴重な経験をすることができた。

ちょうど二歳になるわが家の長男、鉄道に目覚めたようで「きかんしゃトーマス」を毎週楽しみにしている彼には本物のSLに乗れる絶好の機会となったわけだが、実際に間近に聞く汽笛の音にはかなり驚き怖がってしまったようだった。

地元のJR東海はSLの復活運転に関しては消極的どころか絶望的なわけなのだが、さて今回は実験走行としてのイベントに続き、果たして次はあるのかどうか。

わが家の子どもたちがもう少し大きくなった時にでも、ぜひまた走らせてもらいたいものです。
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↑名古屋貨物ターミナルにて記念撮影


August 30, 2009

SESSION #184 「ラスト・パノラマカー」

184「名鉄の誇る7000系・パノラマカー」

この言葉は、今日、名鉄の車掌さんが実際に車内放送で言っていた言葉である。

昨年末に定期運用を終えたあとも臨時列車での運転を時々行っていたこの名鉄の名物列車。

本日の臨時運行をもって、ついに本当に最後の最後の運行となる。

臨時団体列車「ラスト・パノラマカー号」

乗車できるのは抽選で事前に選ばれた約200人。

なんとも運のいいことに、数週間前、この「ラスト・パノラマカー」の乗車券の当選の葉書が我が家にも届いたのである。

せっかくこれだけの機会をもらえたのだから、今日は朝から張り切って集合駅である豊明に出発。

当選ハガキを持った人たちが集合後、本日の列車の座席を抽選で決めるのだが、自分がクジを引いたところ・・・係員の人が大声で叫ぶ!

 「5番です! 5番がでました!」
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パノラマカーの先頭の展望席は前後ろあわせて8席。

あの展望席に座るには少なくとも8番以内のクジを引かなければならない。

まさか、最後の最後に、このパノラマカーの展望席に座ることができるとは!

日ごろ、いい子にしていたご褒美に、鉄道の神様が与えてくれたプレゼントでしょうか。

わずか2時間たらずの運転ながら、感激と感慨に浸るには十分でした。

本当に今までお疲れ様でした、パノラマカー!
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(写真は展望席から見た本日の終着駅・本宿駅の様子)


August 29, 2009

SESSION #183 「トワイライト・エクスプレス」

183先日、世間よりも遅れながらにして夏休みというものが取得できたので、ちょこっと北海道へと旅行をしてきました。

毎度毎度、毎年のように出かけている北海道なのだが、今回はかつてよりの目標としていた「トワイライト・エクスプレス」に乗っての旅をついに敢行。

知らない人のために説明しますと、「トワイライト・エクスプレス」とは大阪から札幌を22時間かけて結ぶJRが誇る豪華寝台列車のことでして、今年で運行開始から20年となるのだが、その人気は未だ高く、特に上級個室寝台車となる、「スイート」と「ロイヤル」は発売と同時に売り切れてしまうというプラチナチケットなのであります。

で、このプラチナチケットをどのように入手するかというと、JRのチケットは運行日のちょうど1ヶ月前の午前10時より発売されるので、乗りたい日の一ヶ月前に「みどりの窓口」で10時ちょうどに発券機の端末を係りの人に押してもらうという、通称「10時打ち」という方法であとはそれに運を任せるしかないのです。

ちょうど7月の終わり頃の仕事が休みの日に、わたくしもこれをやって、見事「ロイヤル」の寝台券をゲットするのに成功したので今回の旅行の計画を実行に移すことができたのでありました。
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 (これがそのチケット ちゃんと「ロイヤル」って書いてありますよね)


憧れの豪華寝台特急。

乗車してすぐに運ばれる「ウェルカム・ドリンク」はワイン・コーヒー・ジュースなどから選ぶことができ、迷わず嫁と二人で赤白のワインをそれぞれオーダー。

大阪駅をちょうどお昼の12時頃に発車し、札幌に着くのは翌日の朝10時。

その間、食堂車での優雅なお食事、琵琶湖や日本海などの眺望、サロンカーでのくつろぎ、車内販売の限定のお土産などなど・・・22時間の鉄道旅を満喫。

これは本当に素晴らしい。
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July 05, 2009

SESSION #180 「SLやまぐち号は遥かなり」

春先のこと。

うちの嫁がおもむろに「劇場版・銀河鉄道999」のDVDをレンタルしてきた。

この超・有名アニメを今まで観たことがなかったらしく、一度くらいは見ておきたいと古い劇場版の二作品を観だしたのだ。

おそらく、その直前に島本和彦の「アオイホノオ」というマンガを読んで松本零士に興味を持ったという単純な理由があったとは思うのだが。

さらに単純なことに、999を観終わるや今度は、

 「汽車に乗りたい」

と言い出す始末。

あのねぇ、999見て蒸気機関車に乗りたいなんて言い出すのは、だいたい5歳か6歳くらいの男の子のやることですよ。

その昔、言うまでも無く自分もおなじことを親に言ったものでしたが、まさかそれから25年もたってから同じことを嫁に言われることになるとは。

で、行ってきました。

我が家からの近場ならば静岡の大井川鉄道でも汽車には乗れるのだけども、どうせならばと選んだ先は、山口線のC57が牽引する「やまぐち号」。
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新幹線で新山口までむかい、そこから乗る約2時間の汽車の旅。

まだ青春18切符シーズンではないので、マニアな方々も少なく、車内の雰囲気はお子様やお年よりも多く、比較的まったり。

自分自身も蒸気機関車に乗るのは久しぶりだったし、けっこう楽しめました。

次は熊本の人吉号でも乗りたいなぁ、とか思ったりして。

(写真は途中の駅で停車中のやまぐち号 比較的マニアが少ないので写真が撮りやすいです)


March 23, 2009

SESSION #177 「関西へ出掛ける」

平日ながらも仕事はお休み。

家のテレビでゆっくりWBCでも観ていればいいようなこんな日、天気もいいのでフラっと関西にお出掛け。

まずは、3月といえばココ。
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甲子園球場でセンバツを観戦。

大型リニューアルの終わった新・甲子園球場の様子はいかがなものか、と。

当初の予定では今日は大会3日目で、PL学園・箕島・慶応らが出てくる注目の日のハズだったのだけども、前日の試合が雨で順延に。

観戦したのは、報徳-高崎商、清峰-日本文理、福知山成美-国士舘の3試合。

第一試合の途中に到着し、第二試合は最後まで観戦。

第三試合は、成美の投手がなかなかよかったんで最後まで見たかったけど、この後の予定もあったため途中で退席。

阪神電車に乗って、難波に移動。

そう、ほんの3日前に阪神電車が難波への乗り入れたので、せっかくの機会だからこれに乗ってみようと。
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 (写真は記念ヘッドマークをつけた新1000系)


それにあわせて阪神と近鉄との直通運転も開始されたので、甲子園駅の乗り場の案内看板にも「梅田・尼崎・難波」方面に続いて、「名古屋・伊勢志摩」方面の表記が追加されておりました。

なお、新規開業となった阪神なんば線の途中には大阪ドームへの最寄駅となる「ドーム前」駅もあり、プロ野球シーズンなら甲子園と大阪ドームをハシゴするのも簡単になりました。

で、難波に着いての目的地は大阪府立体育館。

三月といえば、大相撲三月場所が大阪で開催中。
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満員御礼こそ出ていないけども平日としては上々の客入りか。

結びに組まれた、把瑠都・朝青龍の取り組みは期待に違わぬ大一番(写真のやつです)。


とりあえず、この春の関西での注目行事にはひととおりの参戦が完了。

プロ野球の季節がきたら、競馬のG1のシーズンがきたら、たぶんまた遊びに行きます。


December 27, 2008

SESSION #172 「さよなら名古屋鉄道7000系 岩倉終着駅」

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名古屋圏では新聞でもテレビでも再三のように報道されているので、鉄道に興味がない人でも少しくらいは耳にしていると思う。

名鉄の名物電車、7000系パノラマカーが今夜の運転を持って、運用を廃止された。

鉄道の廃車の話題といえば、先月の新幹線0系も全国的に話題になっていたが、このパノラマカーが登場したのは新幹線が登場するよりも3年早い、昭和36年のこと。

自分はもちろん生まれていないし、自分の父親がまだ高校生だった当時の話だ。

名鉄沿線で少年期を送った人たちならば、きっと一度くらいは意識したことがある、あの特徴のある列車。

そのデザインも、ミュージックホンと呼ばれる警笛も、知らない人はたぶんいないんじゃないだろうか。

その47年間に渡る活躍の、最後の務めとなった東岡崎を20時29分発の岩倉行き普通。

かつて特急を任されていた列車にとっては何とも地味な役目ではあるが、その最後を飾るのが我が家のすぐ近くを走る犬山線だったのは、地元民としてはちょっとうれしい。

大混雑しているのは覚悟の上、せっかくの機会だ。

今までの活躍へ、お疲れ様と感謝の気持ちを込めて、最後の岩倉行きに乗車してきた。
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終点・岩倉駅に着き、方向表示機を回送にし、たくさんのカメラのフラッシュと大勢の人に見送られながら、パノラマカーは万感の思いを込めてミュージックホン鳴らし、去っていく。

ああ、また昭和という時代の名残がひとつ、消えていくのだなあ。


November 24, 2008

SESSION #169 「九州へ上陸する」

169野球のシーズンでも無く、競馬が目的でも無く。

独身時代とは違い、結婚してからは旅行というと、普通に観光が目的の旅行をすることの多くなった自分。

二泊三日で九州へ旅行に出掛ける。

もちろん、今回だって野球も競馬も無しの旅だ。

だが、この時期の九州といえば大相撲九州場所が開催中。

過去に、両国、名古屋場所、大阪場所での観戦を経験している自分にとっては、この九州場所の観戦を終えれば国内4場の相撲観戦が完了する。

というわけで、大相撲観戦を絡めた九州3日間の旅。
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行ってきた先は、
 福岡県
・門司港
・太宰府天満宮
・大相撲九州場所

 熊本県
・熊本城
・阿蘇南鉄道 立野鉄橋
・阿蘇山 中岳の火口

 大分県
・宮地 阿蘇神社
・豊後竹田 岡城址
・別府温泉
・地獄めぐり
・サンリオ ハーモニーランド

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以上の九州北部の3県。

利用した主な乗り物は、
・ANA B737-500
・新幹線0系「こだま」
・特急「ソニック」
・特急「有明」
・快速「あそ1962号」
・特急「九州横断特急」
・西鉄特急8000系

新幹線0系は来週をもって完全に引退するのが決まっているので、おそらくこれが最後の乗車となるだろう。

また、自分でも意外なことに、大分県は今回が人生で初の上陸。 そういえば、北海道は過去に何度も行っているのに、九州へは3度くらいしか行った事が無かったりする。 だが、やっぱり行ってみると九州だって観光力は北海道に決して負けてはいない。 九州南部の宮崎・鹿児島・沖縄の3県は野球と競馬場が無いために未だに行った事がないのだが、次はこのあたりにも行ってみようか。

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この写真は大分県竹田市の岡城址。
かつて滝廉太郎は若かりし頃住んだこの街のこの城跡を思い出して、名曲「荒城の月」を作曲したという。 今は紅葉の季節だったが春には桜も美しく、まさしく「春 高楼の花の宴」を実体験できる地。
一般にはあまり観光地としては知られていないが、訪れた中では特に印象に残った。
たくさんの城郭址の石垣がほぼ完全な形で遺されており、城マニアとしては必見のスポットでもある。


June 27, 2008

SESSION #160 「パノラマカーがいなくなる」

160今月に入ってから、名鉄電車の沿線や駅のホームでカメラを構えている人をよく見かける。

みんなのお目当ては7000系、いわゆるパノラマカーだ。

名鉄沿線で育った人にとっては、みんなこの特徴のある電車には何らか少しは思い入れがあると思う。

登場したのが昭和34年だから、約半世紀前。

自分の父親がまだ高校生だったころだ。

名鉄電車のイメージカラーともいえる赤色も、あのミュージックホーンもこのパノラマカーから始まったものだし、先頭の展望車には子供時代にきっとみんな一度は座りたいと思ったはず。

そのパノラマカー、あさってに名鉄はダイヤ改正をひかえており、この改正で現存するパノラマカーの大多数が廃用になる。

来週からのパノラマカーは絶滅危惧の希少車だ。

このことが少し前の中日新聞に掲載されてから、鉄道マニアもそれ以外の人も、あちこちでパノラマカーにカメラを向けるようになった。

パノラマカー名物の先頭車両の展望席は、休日にもなるとマニアかチビっ子たちに占拠され、みんなビデオカメラで展望席からの風景を録画している・・・と、とにかく何か大変な状況になっている。

名鉄は来年度でパノラマカー全廃の予定と公表しているが、今年の12月にもう一度ダイヤ改正をするみたいなので、おそらく予定前倒しで今年の末でパノラマカーは完全にいなくなるだろう。

現在の時点でこれだけの加熱しているんだから、全廃の時にはいったいどれだけな騒ぎになるんだろうか・・・とちょっと心配になってくる。

今日は仕事が休みだったので、カメラを持ってちょっと出かけてみた。

ちょうど駅のホームで遭遇したパノラマカーを撮影。

カメラ歴は長い自分だけども、鉄道写真というのはほとんど撮ったことは無かったのだが、うーん、まあこんなもんか。

「撮り鉄」の人たちに言わせると、なんか色々とあるのだろうけども。

帰りの際、先頭車の席が空いていたので、迷わず座ってみた。

なんだか少年時代に帰ったような気分になれるかな・・・と思ったけども、仕事がら似たような光景を毎日みているような気もしたのだけども。
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February 20, 2008

SESSION #150 「深夜特急、西へ」

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トルコの最大都市イスタンブールと、首都アンカラは距離にしておよそ500キロ。

この二つの都市を移動するのに、たいていの人は安くて早い高速バスを利用します。

時間はおよそ6時間、値段は日本円で2000円くらい。

現在は新幹線のようなものを通す計画もあるらしいのですけど、いちおう今も鉄道での行き来も可能。

と、いうことでこのアンカラとイスタンブールを結ぶ「アンカラ・エクスプレス」という夜行列車というのにも乗ってみました。

所要時間は約9時間で、値段はバスの約2~3倍なため、地元のビジネスマンか海外からの旅行者しか使う人がおらず、いまいち不人気な「アンカラ・エクスプレス」。

自分が乗った日も、自分たち以外にはちょっと離れた車両にJTBの日本人ツアーの一団が乗っていたというくらい、日本からの旅行者にとってはおなじみの存在らしいです。

自分の乗ったのは二段ベッドになった寝台車両。
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お世辞にも広いとは言えないけども、横になって寝れるぶん深夜バスよりはだいぶマシかな。

いちおう各個室に洗面台も冷蔵庫もついてました。

食事はちゃんと食堂車があって、不自由することは特に無し。

各車両のすべての窓には、トルコ国旗の月と星が描かれており、なんとなくトルコ国鉄のプライドみたいなものを感じます。
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夜10時半にアンカラを出発し、次の日、空が明るくなり始めた朝8時ころ、

「イスタンブール イスタンブール!」

という、車掌さんの声が聞こえてくれば、この深夜列車の旅も間もなく終点。

イスタンブールにむかう寝台列車といえば、方面こそ違えどかつてはオリエント急行が世界的に有名でした。

オリエント急行でイスタンブールを目指した昔の旅行者たちの気分が、ちょこっとだけ感じられたかも。
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August 18, 2005

SESSION #079 「北へ。~Diamond Dust~」

北の国から 2005 夏

079あっ!線路に鹿がいる!

馬を見ようと北海道内の牧場を巡っていたところ、出発時間を過ぎたのに列車が発車しない。

どうしたことかと運転室ごしに前方を覗いてみたら、鹿の一家が線路上を占拠しているではないですか。

しばらくして運転手が警笛を鳴らしゆっくりと前進したら、鹿も一目散に山の中へ。 野生の鹿が列車に衝突という話はよく聞きますが、実際に目にしたのは初めてでした。

馬を見るべく乗った電車で、見たものは鹿。 これを中国の故事で「馬鹿」というんでしたっけ?

JR日高本線での出来事。 そして、この数分後には宮城県で震度6を記録したあの地震に遭遇することに。 屋外にいても立っているのが怖いと思うくらい揺れました。 記録では北海道・日高地方は震度3。 実際はもっと強い揺れに感じたんですけどね。


今年の夏も、また北海道に行ってきました。 今回もまた、見てきたものなどを色々と数回に分けて紹介したいです。

(写真:線路にたむろする野生の鹿。 JR日高本線・浦河~絵笛間にて)