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February 21, 2008

SESSION #151 「ベリーダンスとセマーダンス」

151_4766トルコといえば、ベリーダンス。

もともと「ベリー」とは「お腹」という意味でして、あの独特なお腹のを動きからその名がついているのです。

そもそも、ベリーダンスはトルコが発生の地ではなく、古くは紀元前のエジプトの壁画とかにもそのルーツっぽいものが描かれているし、現在もエジプトや中東の諸国に行けば観光客用に踊っているものはどこでも見れるます。

その中にあってトルコのベリーダンス、すなわち「ターキッシュ・ベリー」は中世以降トルコを支配したオスマン帝国の大奥、いわゆるハーレムの中の女性たちに踊られることによって発展したという歴史と、現在も他のイスラム諸国よりも女性解放が明らかに進んでいるトルコの国内事情などからして、どうやら他国のベリーとは一線を画すものらしいです。

要は他の国のベリーダンサーよりも肌の露出が多く、動きも大きく多彩で色っぽいというわけ。

うーん、魅惑のターキッシュ・ベリー

音楽的なことをいうと、トルコの舞曲は現在もトルコ国内に数多くいるジプシーたちの影響と、もともとのトルコの伝統音楽との融合とかもいろいろあって、踊りの曲ひとつとっても変拍子ばかりで、ちょっと聞いただけでも難解さがわかります。

なんか9拍子とか11拍子みたいなのばっかりでした。


ベリーダンス以外に、トルコの民族舞踊みたいなものをいろいろ見たのですが、その中で強烈だったのが「セマーダンス」!
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トルコの奥地に伝えられる神秘教団「メブラーナ教」の舞踊でして、白い装束の集団がクルクルと旋回しながら踊る回転舞踊で、回転するうちに頭がトランス状態となり神と同一化するというかなりカルトな宗教。

トルコ共和国が民主化したときに強制的に解散されたのですが、現在も伝統文化として観光用に踊りだけは残ってるみたいです。

このセマーダンス、確かに動きも何もかも怪しい!

国が解散させたのもなんか納得できるくらい怪しい。

しかし、この怪しさはただ事じゃないとおもい、このメブラーナ舞踊の音楽CDを買ってきてしまいました。

家で聴いてみたが、やっぱりただ事ならぬ怪しさ!


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この左の写真は、ベリーダンスのバックで演奏していた楽団の一人が持っていた楽器。

これは、メタルクラリネットですね。 たぶん。

ちゃんと現役の楽器として使用しているところは初めて見ました。

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