« SESSION #149 「アナトリアは赤い河のほとり」 | Main | SESSION #151 「ベリーダンスとセマーダンス」 »

February 20, 2008

SESSION #150 「深夜特急、西へ」

150_4809
トルコの最大都市イスタンブールと、首都アンカラは距離にしておよそ500キロ。

この二つの都市を移動するのに、たいていの人は安くて早い高速バスを利用します。

時間はおよそ6時間、値段は日本円で2000円くらい。

現在は新幹線のようなものを通す計画もあるらしいのですけど、いちおう今も鉄道での行き来も可能。

と、いうことでこのアンカラとイスタンブールを結ぶ「アンカラ・エクスプレス」という夜行列車というのにも乗ってみました。

所要時間は約9時間で、値段はバスの約2~3倍なため、地元のビジネスマンか海外からの旅行者しか使う人がおらず、いまいち不人気な「アンカラ・エクスプレス」。

自分が乗った日も、自分たち以外にはちょっと離れた車両にJTBの日本人ツアーの一団が乗っていたというくらい、日本からの旅行者にとってはおなじみの存在らしいです。

自分の乗ったのは二段ベッドになった寝台車両。
150_1130

お世辞にも広いとは言えないけども、横になって寝れるぶん深夜バスよりはだいぶマシかな。

いちおう各個室に洗面台も冷蔵庫もついてました。

食事はちゃんと食堂車があって、不自由することは特に無し。

各車両のすべての窓には、トルコ国旗の月と星が描かれており、なんとなくトルコ国鉄のプライドみたいなものを感じます。
150_1140

夜10時半にアンカラを出発し、次の日、空が明るくなり始めた朝8時ころ、

「イスタンブール イスタンブール!」

という、車掌さんの声が聞こえてくれば、この深夜列車の旅も間もなく終点。

イスタンブールにむかう寝台列車といえば、方面こそ違えどかつてはオリエント急行が世界的に有名でした。

オリエント急行でイスタンブールを目指した昔の旅行者たちの気分が、ちょこっとだけ感じられたかも。
150_1123


« SESSION #149 「アナトリアは赤い河のほとり」 | Main | SESSION #151 「ベリーダンスとセマーダンス」 »