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February 18, 2008

SESSION #148 「坂の上の楽器街」

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♪市場に行く人の波に

 体を預け

 石だたみの街角を

 ゆらゆらとさまよう

 祈りの声 ひづめの音

 歌うようなざわめき


「異邦人」の歌詞が思い浮かぶような異国、イスタンブール。

イスタンブールという街は、海峡によって旧市街・新市街・アジアエリアの3つに分かれており、古い寺院とかが並ぶ、いわゆる最も有名なイスタンブールの街が旧市街。

対する新市街は、その名のとおり旧市街よりは新しい街なんですが、500年くらい前にイタリアの商人たちが住み始めたのが現在の新市街の起源らしいんで、やっぱり中世の雰囲気を残した古い街です。

で、この新市街のちょうど真ん中あたりに欧州で最も古い地下鉄が1区間だけ走ってます。

その地下鉄駅付近には南に歓楽街、西に電器街、北に楽器屋街、その先にサッカーのスタジアムという感じに街が広がってるんですが、なんだかこの広がりかたって方角こそ違えど東京に似てません?

日本橋あたりを中心として、南に歓楽街の銀座、北に電器街の秋葉原、西に楽器屋街の御茶ノ水、その先に野球のスタジアム、と。


写真は、新市街にある楽器屋街のもの。

日本の御茶ノ水かそれ以上の数の楽器屋さんが軒を並べてます。

トルコといえばシンバルの発祥地として有名で、ジルジャン社の創業地でもあるのでやはりシンバル系のお店が多いかと思いきや、リュートなどの古楽器からギターやバイオリン、シンセサイザーなどの電子楽器、ドラム、ピアノ、管楽器と何でもあり。

数としては弦楽器系が一番多く、管楽器はどちらかといえば少数派。

でも、オールドっぽいサックスや、メタルクラリネットといった珍品も見かけることもありました。


最初の写真は店で見つけたバリトンサックス。

バリを店頭に並べていたお店は全部で3軒。

行くまではあるわけ無いだろうと期待してなかったので、見つけたときはうれしかったです。

ちなみにメーカーは「J.Michael」。 中国製でした。

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この写真はメーカー不明のサックス。

キーのレイアウトからして50年くらいかもうちょっと前のものと思われるけども。

後に写っているピアノにはKAWAIのロゴがありました。

こちらで売っているサックスはほとんどが東欧のものか、アメリカの廉価ブランドのものみたいです。 値段からしてフランスやドイツ製の楽器はおそらく売れないんでしょう。

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