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February 26, 2005

SESSION #052 「雪上競馬からの挑戦」

052気温は氷点下、天候は雪。 札幌から帯広に向かう列車は雪のため一時間ほどの遅れ。 街中は膝丈ほどの積雪。 そんな極寒の帯広競馬場。

そんな気候条件にもかかわらず、この日はばんえい競馬最大のレースであるばんえい記念の開催とあって帯広競馬場にはかなりの賑わいです。 同じ日に東京競馬場ではG1のフェブラリーSが行われているというのに、わざわざ本州から北海道に観戦におとずれるという物好きなファンも多いと聞いてましたがこれほどの熱気とは。 いうまでもなく自分もそんな物好きなファンの一人なのですけど。

ばんえい競馬は明治時代に農耕馬を競走させたことにルーツをもつ日本独自の競馬で、世界中を探してもこの北海道でしか行われていないです。 当然、ばんえい競馬を見るためには北海道に来なければならないわけだし、ばんえい競馬を見る以上は一番の大レースを見たいですし、と、そうなれば寒かろうがなんであろうが真冬の帯広にむかうというのが競馬打ちの本当の姿かと。

夏のばんえい競馬もお祭りのような雰囲気で楽しいですが、この雪の中の競馬こそが北海道ならではの本当の姿なんでしょうね。 1トンを超えるペルシュロン種という世界最大の馬たちが魅せてくれる迫力の競走は、見ているだけでなにか体中が熱くなってくるようなものがあります。 あの土けむり、あの白い息、あのムチの音、そしてあの歓声。 競馬ファンならば一生に一度はこの真冬の帯広でのばんえい記念を体感すべし!

それから、帯広在住の作家 鳴海章氏によって書かれたこのばんえい競馬を舞台にした小説「輓馬 -BANBA-」が映画化されることになり、競馬場内では映画のロケも行われていました。 公開は2006年の春とのこと。 自分も写っているかもしれないし、これは必見です。 主演は大河ドラマ・新撰組にも出演していた吹石一恵さん。 女性騎手の役らしいです。

どうでもいい話なんですが彼女はむかし近鉄にいた吹石選手の娘さんらしいです。 まったく父親には似てなかったですけど、スポーツ選手の血を引いているからには騎手の役ってのは期待できるんでしょう。 父親はなんといっても守備の達人でしたからね。

なお原作はこちらの本。 じつはまだ読んだことはありません。

(写真:雪の舞う中のばんえい競馬。 帯広競馬場にて)

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