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December 2004の記事

December 21, 2004

SESSION #046 「技術のソニー」

 誰でも作れるようなものは決して作らず、常に独自開発した一級品の電化製品を作る

この精神がソニーという会社の礎にあり、自動車業界でのホンダと並び戦後日本の産業神話というものを成し遂げたというのはよく聞く話です。 いわゆる「ソニー神話」。

独特のデザインや、他に類をみない機能、他社とは一線を画す規格は数多くの信者とも思えるユーザーから支持を集めながらも、デザイン先行で使いにくいとか、盛り込みすぎた機能が故障を誘発するとか、自社のみの独自規格は他社製品との互換性が無いといった不評を買い、同じく多くのアンチ信者を作ってきたのも事実。

そんな自分もどちらかといえばアンチ信者。 家電製品というものに過度のデザインは不毛だし、ベータやメモリースティックなどの自社規格へのこだわりはユーザーを馬鹿にしているとしか思えないからです。

そしてなによりアンチたちのあいだでは定説となっている「ソニー製品はすぐ壊れる」という致命的欠陥をかかえているということ。 ソニー信者たちに言わせるとこれはアンチたちによるデマだということなんだけども、かなり多くのユーザーの声を耳にしたので間違いないでしょう。 むかし自分が使っていたCDデッキも故障したためサービスセンターにて修理してもらったんですけど、それからまた半年も経たないうちにまったく同じ症状のトラブルが発生したなんてことがありましたし。 火の無い所に煙は立たんです。

ちなみに再修理の際は前回の修理から3カ月間は保証の対象。 そのCDデッキの時はそれをわずかに過ぎてから狙ったかのように動かなくなってしまったんですけど、この保証期間を過ぎた瞬間に壊れるってのもソニー製品ではよくあることらしいです。 いわゆる「ソニータイマー」というもの。 修理で儲けようとしてこんな仕様にしているのだとしたら、これはこれでかなりの技術力だと評価できますけどね。

そもそもソニー信者というものは、製品がよく壊れることや修理代金が高いことなんてのは承知の上で買っているんでしょうね。 デザインに魅せられたりとかブームに乗って買ってしまったという人はこの「ソニータイマー」に泣かされ高い修理費を払ったのちにアンチになるんでしょうけど。

と、ここまで叩いておきながらも、久しぶりにソニー製の家電を買ってしまいました。 使っていたビデオデッキが故障してしまったので、これを機会にハードディスクレコーダーでも買おうと思い、「アナログBSチューナー内蔵」かつ「電子番組表対応」で安いモノという条件でいろいろ調べたところどうやら該当するのがソニーのPSXだったわけなんで、悩みに悩んだすえ購入を決断。

さて、今回も伝家の宝刀ソニータイマーは発動するのでしょうか。 一年後にこうご期待

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