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July 2003の記事

July 15, 2003

SESSION #020 「ひっそりと20周年」

1983年7月15日
言わずと知れたテレビゲームの代名詞「ファミコン」が世に出た記念すべき日から今日でちょうど20年。 マスコミやワイドショーが騒ぐわけでも、なにか大きなイベントが行われるわけでもない、知る人ぞ知るといった感じの、ひっそりとした記念日。

ファミコンが発売された1983年当時の自分は小学一年生。 友人の家に遊びに行ったとき初めてその赤と白のマシンを目にし驚いたのを今でもしっかりと覚えてます。 あれからもう20年になるんですね。 早かったような長かったような。

自分も、親に頼みに頼んでやっとの事で買ってもらったファミコンを本当にこれでもかというくらい遊びつくした「ファミっ子」の一人でした。 学校から帰るとすぐに友人たちが集合し時間が経つのなんて気にせず、とにかくゲーム・ゲーム・ゲームの毎日。 今にして思えば、80年代の少年たちの遊びも文化も会話もすべてファミコン中心に動いていましたよね。

マリオ、ドラクエ、ファイナルファンタジー、ファミスタ、オホーツクに消ゆ、ウィザードリィ、ロックマン、燃えプロ、グラディウス・・・・ 数えれば切りが無いくらい出てくる思い出のゲームの数々。 キャラバンと呼ばれるハドソン主催による全国縦断のファミコン大会ではスターフォースの時に入賞したのは今でも密かな自慢だし、ゴルフJAPANコースの入賞目指しての日々や、ドラクエ発売日に友人たちと近所のスーパーに徹夜で並んだことなんかは本当にいい思い出。

現在の技術から見ればずいぶん貧弱だったSSRと呼ばれる内蔵音源によるたった三和音が奏でるBGMも、当時聴いていたどんな音楽よりも強く頭の中に残ってます。 子供の頃に通っていた音楽教室でやる聴音は嫌いだったのに、ファミコンの音楽は無意識のうちに耳コピして自分でも知らないうちにピアノで弾けるようになっていたりしたっけ。 考えてもみれば自分の絶対音感はファミコンによってきたえられたんだろうなぁと、そんな気もします。

さて、その記念すべき20周年の記念日を目前にひかえた今年の5月の終わりごろ、任天堂より「ファミコン・スーパーファミコンの生産とサポートを9月をもって終了する」との発表があったのを覚えている人もいるでしょうか。 驚く事に昨年一年間でもファミコンは6万台を出荷しているとの事だったので勿体無いような気もするのですけども。

20世紀最高の発明品のひとつであり、世界中のゲーム文化を牽引してきたファミコンも、20年間に渡るその充分すぎる役目を終える時が来たようです。

感謝しても感謝しきれないくらいの思い出や、たくさんの経験をくれた偉大なるゲーム機「ファミリーコンピュータ」に出会えたことを、20周年を迎えた記念すべき今日の日にあらためて感謝します。

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