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November 21, 2002

SESSION #011 「わが心のアルゼンチン」

W杯の年最後のサッカー日本代表の試合となった20日に行われたアルゼンチン戦。 Jリーグの観客動員数がほとんど頭打ちという状態なのに、この親善試合の観客数はなんと六万人を越えるというのだからこの国のサッカー人気というのはいったいどの程度のものかという疑問も沸いてはくるんだけども、日本代表は中田ら主力を欠きつつも世界に名だたるアルゼンチン代表がほぼフル代表を揃えての来日とあればまあやっぱり観に行こうかなと思うのがサッカーファンの心情なんでしょうね。

さてさて、かく言う自分もサッカーファンの端くれとしてこの一戦は大いに楽しみにしていました。 何をかくそうボクは小学生以来ずーっとアルゼンチン代表を応援しているのだから! たとえ非国民とののしられようが、ことサッカーに関しては相手が日本代表であろうと絶対にアルゼンチンを応援というスタイルだけは崩さないです。

ボクが初めてアルゼンチンのサッカーを目撃したのは1986年のW杯メキシコ大会。 夜中のNHKで偶然目にしたマラドーナを要するアルゼンチン代表の試合、それは当時の愛読書だったマンガの「キャプテン翼」よりも強烈な、今までまったく見たこともないようなサッカーでした。 Jリーグなんてものはまだなく、ましてや日本代表がW杯に出場するなんてことはまったく想像できなかった時代のお話です。 数日後、親に頼んで買ってもらった「マラドーナ」とプリントされたトレーナーを着て学校に行っては「サッカーといえばやっぱりアルゼンチンだぜ!」と、キャプテン翼フリークの友人たちに吹いてまわった小学校時代の思い出。

時は流れ日本でもJリーグなるプロのサッカーリーグがスタートし、1998年のW杯フランス大会では日本代表も悲願の初出場を果たすことに。 その日本代表の初戦の相手となったのもあのアルゼンチン。 初出場を決めたことにマスコミも浮かれていたのか当時は「アルゼンチンに勝てる」といった風評が強かったような記憶があるんだけども、何をどうやったら初出場の日本が"あの"アルゼンチンに勝てるんだ?ってのが当時のボクの率直な気持ち。 結果は1-0で日本の惜敗。 この結果にボクはなんとなくホッとしたような、むしろ正直なところアルゼンチン相手に負けて本望って感じでした。 日本のW杯の初めての失点がバティストゥータによるものであったのはむしろ誇りに思ってもよいものですよ。

今年行われたW杯日韓共催大会、せっかく日本でW杯が行われるからにはアルゼンチン戦を観に行こう、と思い一週間ほど徹夜でインターネットに向かい苦労の末アルゼンチンvsスウェーデンのチケットをゲット! 試合会場の仙台まで高速道路を車でとばすこと約10時間、ついに憧れのアルゼンチン代表の試合を、それもW杯という最高の舞台で観戦。 が、ご存知のとおりこの試合は引き分けに終わり、16年かけて追い続けついに生で観れたアルゼンチン代表の試合は実に40年ぶりとなるアルゼンチンの一次リーグ敗退が決まった試合になってしまったのでした。

今回の日本代表対アルゼンチン代表の親善試合、結果は2-0でアルゼンチンの勝ち。 まぁ順当といえば順当、当然といえば当然の結果。 ボクも日本人である以上日本代表の健闘を期待しつつも、心のどこかでは日本がボロ負けするような試合になるようなことも期待していたりして・・・ 2-0という結果にある程度納得し、やっぱりアルゼンチンは強いなってことを再確認。 ちょっと自虐的だけど日本代表の敗北に何ともいえない心地よいような複雑な感情を抱きつつ、気が早いけど四年後のW杯での両チームの活躍を今から期待。

いつか日本代表もアルゼンチン相手に堂々と肩を並べれるくらいのチームになって欲しいものです。 もしそういう時が来たとしてもやっぱりボクはアルゼンチンを応援しているんだろうけど。

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