7月22日より二泊三日で香港へと行ってきました。
今回の目的は旅行は旅行なんですが、自分の所属する社会人バンド「レア・サウンズ・ジャズオーケストラ」の香港演奏旅行という、何やら大変そうなイベントでの遠征でした。
何が大変かというと、演奏が目的なので、あの巨大なバリトンサックスを香港まで持っていかなければならないという難関がまず待ち受けているわけでして。

まずは、いきなり中部国際空港でこの写真のように、知らない人が見ればどう観ても不審物なこのケースを海外まで輸送する手はずを整えなければならないのです。
それでも、バリトンサックスは一応はX線検査をしようが管楽器は管楽器な訳で、案外と簡単にこれはスルー。 しかしながら、バンドメンバーでベース担当のO氏は楽器ケース内に入れていた調弦用のドライバーや指のすべり止め用スプレーなんかは不審物・危険物として事細かに取調べを受けていました。
香港は海外といってもそれほど遠くなく、飛行機で約4時間。 日本との時差は1時間しかなく、それほど飛行機での移動は苦にならず。 苦にはならなかったのですが、香港に着くなり観光もそこそこ、いきなり現地の音楽スタジオで練習を行うというレア・サウンズならではの強行日程が待ち構えてました。
香港の市街地からは少し離れたダウンタウンのさびれたビル街。 その古いビルの13階の1室にある練習場へとバンドメンバー一行は向かうことに。 まさか、香港の大混雑した地下鉄の中を、香港の人ごみにあふれる街を、あの巨大なバリトンサックスのケースを抱えて歩くことに。

(この古いビル街の一角にある音楽スタジオへバリトンサックスを持って大移動)
疲れたは疲れたのですが、これも一つのいい経験として今後の活動に生かします。
で、二泊三日目の2日目がメインとなるライブへの出演の日。
香港島の中心にある金融街、セントラルシティのビルの地下にあるライブハウスが演奏の会場。
今回は地元・香港のビッグバンド、「アイランド・エクスプレス・ジャズ・オーケストラ」さんがホストとなり、その対バンという形でレア・サウンズも演奏を行うというイベントでした。

(会場の写真 ステージは例によってかなり狭いです)
会場のキャパは200人ほど。 そこが満員になり立ち見が出るほどのお客さんが入るとはよもや想像はできなかったのですが、ホストバンドのアイランド・エクスプレスさんの集客力の強さに加え、香港に住む日本人が「日本からのバンドが来るらしいんで聴きに行こう」と我々と面識も無いのに会場に足を運んでくれたという話を聞いたときは本当にありがたく思いました。

(超満員のお客さん 本当にありがとうございます)
会場の雰囲気にも乗せられ、演奏は楽しく。 そして、対バンのアイランド・エクスプレスさんのメンバーの方々(日本人も香港人もいる)もとても楽しい人ばかりで、自分自身としては初となる海外での演奏は、まずまず成功だったんじゃないでしょうか。
それにしても、バリトンサックスを担いでの移動は本当に大変でしたが。 両バンドのメンバーからのこれだけは本当に同情されました。 バリトンサックス奏者の宿命ですね。
(香港旅行記 次回につづく)